日々の奮闘記

30代大企業サラリーマンが考える「有形資産」と「無形資産」のバランス

カレンダー通りの出勤のため、10連休の大型連休とはいきませんが、自宅で英語学習や読書をして心地良い時間を過ごしています。

2022年4月から会社の組織体制が変わり慌ただしく過ごしていますが、自分自身と向き合う時間を創り本日は「目に見える資産」と「目に見えない資産」に関して自分なりに整理してみました。

30代サラリーマンは普段仕事が忙しく会社という狭い空間に長時間いるため出世や昇進という目に見える資産を追いかける時間が長いと思いますが一度目に見えない資産に関して目を向ける機会となれば幸いです。

有形資産と無形資産の違い

有形資産とは

現金やマイホーム、有価証券や貴金属の実態のある資産を意味しています。
もっと高い給料を得たい、もっと豪邸に住みたい、あと数万円投資信託に投資したい、貯金金額を減らして投資金額を増やしたい。これらは全ていかにして有形資産を増やそうかという考えであり、私も頭の中で有形資産を増やすためにはどういった戦略を取れば一番効率が良いのかを考えています。

無形資産とは

友達、家族への愛、健康、仕事に役立つスキルといったお金には換算できない目に見えない資産を意味しています。
肉体的にも精神的にも健康であること、多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること、英語を堪能に話すことが出来るスキル、無償の愛で繋がっている家族の存在。これらはいくらお金を積んでも、そしていくらお金を積まれても手に入れることが出来ない貴重な資産です。

サラリーマンが注意すべき有形資産と無形資産のバランス

家族や親しい友人との関係は人生の最も大きな幸せのよりどころの1つであると考えている人が多いと考えます。しかし、普段の生活の中にそれを阻害する2つの要素が存在するのも事実です。

➊人はただちに見返りが得られるものに自分の資源を投資したい誘惑にかられる。

➋身近な家族や友人はあなたの事を大切に思い仕事での活躍を応援したいと思っていること。こういった事が積み重なるうちに結局は自分が一番大切だと考えている大切な人達をおごそかにしてしまう。

だからこそ、大切な人との関係を育み、日常から気にかけておかないと長い人生の旅路で出会う困難を乗り越えようとする時に側にいてくれる人がいなくなり大切な幸せのよりどころを失ってしまうことになる。

つまり、無形資産に対して時間と労力の投資を必要性に気づくまで後回しにしていたら手遅れになってしまう。キャリアを軌道に乗せようという時には人間関係への投資は後回しにしても大丈夫だろうと考えてしまう。それではいけない。大切な人との関係に実りをもたらすには、それが必要になる前から投資をするしか方法がない。

普段は家族を養うために必死に仕事を頑張り出世を目指し頑張るサラリーマン。
私も会社で仕事を頑張り、人から認められ影響力をつけ年収を上げたいと考えています。なぜなら、無形資産は有形資産が無いと構築できないからです。家族と旅行を行くにもお金が必要ですし、友達に何かプレゼントを購入する時もお金が必要。スキル構築を目指し自己投資するにもお金が必要。つまり無形資産を拡大していこうと考えると必ず有形資産が必要になってきます。
しかし、有形資産をいくら貯めても無形資産が無いと幸せのよりどころが無く何のために有形資産を蓄えているのかが分からなくなります。だからこそ、有形資産を貯めている時にこそ無形資産を厳かにしていないかを確認してサラリーマン生活を送っていきたいです。

有形資産と無形資産を考える際のおすすめ本

イノベーションオブライフ


こちらは私が何度も読み返している名著です。

私たちが最も陥りやすい間違いの1つは、それさえあれば幸せになれると信じて、職業上の成功を示す、目に見えやすい証に執着することだ。もっと高い報酬。もっと権威のある肩書き。こうしたものは、結局のところ、あなたが職業的に「成功した」ことを友人や家族に示すしるしでしかない。
だが、仕事の目に見えやすい側面にとらわれたとたん、ありもしない曇気楼を追いかけた危険にさらされる。今度昇格すれば、とうとう幸せになれるとあなたは思うかもしれない。だがそれは雲をつかむようなものだ。

この文章を読んで私はドッキとさせられました。そしてドッキとする方も多いのでは無いでしょうか。お給料を頂いている以上プロとして仕事を行い成果を出す。そして昇進していく事に対して大賛成です。しかしこの文章の内容を理解した上で昇進を目指すのと目指さないのでは大きな違いがあると私は参考になりました。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)


こちらも名著になりますが、有形資産と無形資産の重要性に関して詳しく記載されています。

無形資産をお金で買う事が出来ないにしても、無形資産に投資するためには、お金があり、経済的安定を実感している必要がある。健康維持のためにスポーツジムに入会したり、家族で休暇を楽しんだり、愛する人と余暇を過ごすにはお金を持っている方がいい。また、お金が無形の資産を支えるだけではなく、無形の資産が金銭的資産を支える面もある。

有形資産を構築する際に、無形資産の事を考える必要性がある一方で無形資産は有形資産があるが故に成り立つといった考え方です。やはり収入が一定の基準に満ちていないと無形資産を構築する余裕が生まれず幸福を感じにくいという事だと考えています。

まとめ

30代サラリーマンにとって、会社での活躍や出世は非常に大切なものです。
なぜなら、年収を増やすことや終身雇用が崩壊している中で会社で生き残ることは非常に重要だと考えているからです。しかし、有形資産の構築だけに全力を注ぐと無形資産の構築が厳かになってしまうため、有形資産を構築しながらも定期的に無形資産が今どうなってるんだっけ?と振り返る時間を創出する事が非常に大切ではないでしょうか?
私もサラリーマンとして仕事で結果を残して昇進や年収増加を目指します。しかしその際に家族とのコミュニケーション、友達とのネットワークを厳かにせず人生100年時代を生き抜いていきます。

今後もブログを更新していきますので是非、宜しくお願い致します。またTwitterのリンクを貼っているため同じような考え方をお持ちの方は是非フォローをお願いいたします。

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