大企業サラリーマンDです。
今回はTOIEC会場受験とオンライン受験の違いに関して説明致します。
英語学習していると実力を測るために受験する方も多いTOEICですが、2020年4月よりオンライン受験が可能になりました。
➊TOEICのオンライン受験を検討している方
➋TOEICのオンライン受験と会場受験の違いを調べている方
➌TOEICをこれから初めて受験される方
TOEICのオンライン受験とは?
IPテスト(オンライン)とは
IPテスト(オンライン)は受験者はインターネット環境があれば、時間・場所を選ばずに1名より受験することが可能な制度です。つまり、インターネット環境さえ整っていれば、いつでもどこでもTOEICの公式テストを受講することが出来ます。このIPテストとは、学校や企業が行う団体受験によるテスト形式を指しており、個人で受験するものは公開テストと呼ばれています。そのため、IPテストは団体のみ申し込みできる試験形態であるため、個人受験は基本的にできません。
TOEICオンライン受験の特徴
こちらの図はTOEIC公式HPから拝借したものです。
受験者の都合がいい時間、都合がいい場所でTOEICが受験でき、テスト結果も受験後すぐに分かるのが特徴です。指定された日時で会場受験するのと異なり、好きな時間に好きな場所でTOEICを受験することが可能で結果もすぐに分かるのは魅力的です。会場受験の場合、試験結果が分かるのは最短でも試験日から17日後です。
TOEICオンライン受験の出題内容
会場受験ではリスニングセクション(約45分間・100問)、リーディングセクション(75分間・100問)の合計2時間かけての試験となりますが、オンライン受験では約1時間の試験時間となっています。
また、前半のunitOneは全員同じ問題を解きますが、unitTwoはUnit1の正答率を踏まえて、受験者個々のレベルに合わせた問題が20問出題されます。これは、TOEICオンライン受験が受験者の能力に合わせてリアルタイムに出題内容を変更するCATというテストシステムを採用しているからです。会場試験では受験者全員が全問、同じ問題を解きますがオンライン受験では個々のレベルに合わせた問題を解く事が可能です。
TOEICオンライン受験の注意点
PCが必要
TOEIC IP オンラインではスマホやタブレットで受験はできません。そのため、PCでの受験が必須となります。
OSはWindowsが推奨
Windowsではなく、macを使用する場合に注意が必要です。macを使用する場合は、ブラウザがGooglechromeしかサポートされていないため注意が必要です。macのデフォルトブラウザであるSafariでは利用できず、Googlechromeをインストールする必要があります。具体的な対応環境は以下になります。
こちらは、TOEIC L&R IPテスト(オンライン)_受験のしおりにも明記されています。
問題文の先読みが出来ない
リスニング問題のPart3、Part4で先読みが出来なくなっています。会場受験の場合、問題文を先読みしてある程度これから流れる問題を予想する事が出来ますが、オンライン受験の場合は先読みが出来ず先に問題文を聞いてから質問に回答する必要があります。そのため、受験対策として先読み無しに問題に回答する練習が必要です。
unit毎に時間配分が決まっている
試験会場での受験であれば、リーディング問題において難しい問題を後回しにして簡単な問題から解くことが可能ですが、オンライン受験の場合unit毎に時間が決まっているためunitを跨いで問題を解いていく事が出来ません。そのため、苦手なunitに時間をかけて問題を解くことが出来ず、逆に得意なunitで余った時間を苦手なunitに回すことも出来ないので時間配分に注意が必要です。
公式認定証が発行されない
試験会場で受験するペーパーテストでは公式認定証が発行されますが、オンライン受験の場合は公式認定証が発行されません。しかし、オンライン受験でのスコアはペーパーテストと同じ意味を持つため履歴書には記載可能です。(※)一部企業では、スコアだけでなく公式認定書も求められますので履歴書を出す際に確認は必要です。
実際に私がTOEICオンライン受験を受験した感想
2022年7月にTOEICオンライン受験を受験致しましたのでその際の感想です。
結果は680点でブログにも纏めておりますので、覗いてみて下さい。
体調管理を気にせず受験出来るのは嬉しい
オンライン受験の一番の良さは、自分の好きな日時に受験出来る事だと再認識出来ました。
午前中が良いのか、午後が良いのか、頭が回転して体調が良い時に受験できるのはオンライン受験だからこそ選択可能なメリットでした。
会場受験の場合、指定された日時に会場へ向かう必要があるため体調管理も含めて試験結果に大きく反映していきます。
問題の先読みが出来ない事に関して
会場受験の場合は問題を先読みしてから解答していくのが鉄則ですが、オンライン受験ではリスニング問題のPart3、Part4で先読みが出来なくなっています。
先読みが出来ない影響は少なからずある。というのが実際にオンライン受験を受験した感想です。TOEICオンライン受験対策として先読み無しで問題を解く練習は必須だと感じました。
試験時間が1時間は嬉しい
会場受験は試験時間が2時間ですが、オンライン受験は試験時間が1時間となっています。そのため、集中力を切らす事なく最後までテストを受験する事が可能です。TOEIC特有の問題を解く時間が足りないという点はオンライン受験でも同じですが、集中力が持続するというのはオンライン受験ならではであり受験者にとって負担が少ないと言えます。私も1時間のテスト時間は、あっという間に過ぎ去り最後まで集中してテストを受講する事が出来ました。
試験終了と同時にスコアが分かる
受験を終えると気になる点数ですが、オンライン受験の場合は試験終了と同時にテスト結果をお知らせして頂けます。これも非常に有難いと感じました。
どこの問題を間違えたのかも一緒に教えて欲しいですが、テスト結果がすぐに反映されるのもオンライン受験ならではだと感じました。テスト終了と同時に画面に表示されたスコアを貼り付けておきます。
まとめ
手軽に英語スキルを測るのに最適
TOEICのオンライン受験はいつでも、どこでも受験可能なため受験のハードルは低いです。会場試験で受験するペーパーテストと若干異なる箇所もありますが、適正なスコア結果が測れるため、気軽に受験してみる事をお勧め致します。試験結果もすぐに分かるため、今後の英語学習に活かす事も可能です。
更に詳細を知りたい方は、こちらのYouTubeが分かりやすかったため貼り付けしておきますので、参考にして下さい。