30代大企業サラリーマンDです。
30代となり、20代の頃と比較して自身のキャリアと向き合う時間が増えました。
会社で出世を目指すのが最適なのか?それとも会社への依存度を下げ、資本主義ゲームを攻略するために自分の商品を持ち副収入を得るための時間投資を増やすべきなのか?
十人十色。どんな人生を過ごしたいのかによって選択する手段は異なりますが、私は30代が自分の勝負時で出世できるところまで出世したいと考えています。
そんな中、最近読んだ本の中で「キャリア形成の80%は偶然である」という内容を目にしました。
これまで私は自分のキャリアは自分で努力して創っていくものだと考えていました。実際にTwitterを覗いてみても海外で働きたいから英語学習を継続して海外駐在を手にした人や、望むキャリアを手にするために資格取得に向けて日々勉強されている方が多く存在します。
こういった日々の努力の積み重ねでキャリアが形成されていくのではなく、キャリア形成の80%は偶発的に形成されていくという何とも哀れな内容に最初は愕然としました。しかし、キャリアの80%は偶然の積み重ねで決まっていくものなんだと知る事が出来たお陰でキャリア形成は思い通りにいかなくて当たり前だとも思えるようになりました。
今回は、キャリアの80%が偶発的に決まると言われている根拠とその事実を知って私がどう行動していくのかをブログに綴ります。
- キャリア形成に悩んでいる方。
- 組織に属しているビジネスパーソン。
- 自己研鑽に励んでいる方。
大企業サラリーマンDのプロフィール
初めての方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介させて頂きます。
必要ないよという方は次の目次へ進んで頂ければ幸いです。
- 30代大企業サラリーマン。
- 2023年4月より転勤で地方勤務。
- 奥さんと二人暮らし。
- 英語学習と資産形成に注力している。
- 将来は海辺でカフェを開きたい。
プロフィールの詳細はこちらをご覧下さい。
キャリアの80%が偶然だと言われている理由
そもそも何故キャリアの80%が偶然決まると言われているのでしょうか?
その背景に米国スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提唱したキャリア理論があります。これは、計画性偶発理論とも呼ばれています。
キャリア理論とは?
スタンフォード大学の教育学・心理学の教授であるクランボルツがアメリカのビジネスマン数百人を対象に調査を行い、結果的に成功した人たちのキャリア形成のきっかけは、80%が偶然であるという結果を明らかにしたものです。
彼らの80%がキャリアプランを持っていなかったという意味ではなく、当初のキャリアプラン通りにいかない様々な偶然が重なり、結果的には世間から成功者とみなされる位置にたどり着いたという意味です。
キャリアを計画するのは危険?
この調査結果をもとに、キャリアは偶発的に形成される以上、中長期的なゴールを設定して努力するのはむしろ危険であり、努力はむしろ「いい偶然」を引き寄せるための計画と習慣にこそ向けられるべきだと主張されています。
言い換えると、キャリアとは英語学習や資格取得に励み努力する事で必然的に手にするものではなく、予期できない偶発的な出来事によって決定されていくものであると主張されています。
では、ここで述べられている、努力はむしろ「いい偶然」を引き寄せるための計画と習慣とは何なのでしょうか?
いい偶然を引き寄せる要素
①好奇心 | 自分の専門分野だけではなく、色々な分野に視野を広げ関心を持つ事。 |
②粘り強さ | 最初はうまくいかなくても粘り強く続けることで、偶然の出来事、出会いが起こり、新たな展開の可能性が増える。 |
③柔軟性 | 状況は常に変化する。一度決めたことでも状況に応じて柔軟に対応することでチャンスを掴むことが出来る。 |
④楽観性 | 意に沿わない異動や逆境なども自分が成長する機会になるかもしれないとポジティブに捉えることでキャリアを広げられる。 |
⑤リスクテーク | 未知な事へのチャレンジは失敗するのが当たり前。積極的にリスクを取る事でチャンスを得られる。 |
これらが、いい偶然を引き寄せるために必要な要素であり、取るべき行動だと紹介されています。
特に勤め人で大きな組織に属しているほど、「楽観性」に関しては理解できると考えています。逆に「意に沿わない異動や逆境なども自分が成長する機会になるかもしれないとポジティブに捉えることでキャリアを広げられる。」という楽観性を持っていないとキャリアのどこかで苦しい状況に遭遇した際に崩れ落ちてしまう危険性があります。
大企業サラリーマンDの考え
キャリアの80%が偶然決まるという調査結果を知り、私が思った事は以下です。
私は、キャリア形成とは、「成果」「周囲への影響度」「タイミング」「運」と複合的な要素が絡まり形成されていくものだと考えています。
この4つの要素の中で、後ろの2項目に関しては確かに偶然決まると同意できます。しかし、前半の2項目、「成果」「周囲への影響度」に関しては自分次第でどうにでも変化を起こせる要素だと考えています。
だから引き続き、30代は出世を目指して日々自己研鑽にも励みます。仮に出世が出来なかった時の自分への言い訳(精神的負荷を減らす手段)として、今回知り得たキャリアの80%は偶然決まるという調査結果を頭の中に入れておこうと思いました。
皆様も社会人歴が長くなればなるほど、自分が意図しないキャリアに遭遇する機会が増えると思います。そんな時こそ、どうせキャリアの80%は偶然決まると自分に言い聞かせる事で少し気持ちがホッとするのではないでしょうか?私は、今回得た知識をキャリアに悩んだ時に背中を押してもらえる手段に変え、引き続き出世を目指していきたいです。
最後に、Twitter(@DDDDEngulish)でも日々の奮闘を発信していますので、特に30代のビジネスパーソンの方、是非コンタクトをお願い致します。30代で日々奮闘している方と是非繋がりたく思っております!有難い事にフォロワーの方も1,500人を超えてきました!
最後までブログを閲覧頂き、ありがとうございました!