30代大企業サラリーマンDです。
私は30代ですが、残業時間が月20時間を超過しないように意識して働いてます。それは、30代になると残業しない人ほど幸せになると確信しているからです。
20代の頃は月に80時間程度、残業する日々を過ごしており、次の2つの側面から残業する事に対して肯定的な自分がいました。
- 仕事量を圧倒的に増やして市場価値を上げたいという観点。
- 残業代が支給されるため、経済的にも助かるという観点。
しかし、30代となり考え方に変化が生じて、残業しない人ほど経済的にも幸せになると確信しています。そして、その理由をブログに綴ります。
- 30代ビジネスパーソン。
- 残業時間に悩んでいる方。
- 自己研鑽に励んでいる方。
大企業サラリーマンDのプロフィール
初めての方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介させて頂きます。
必要ないよという方は次の目次へ進んで頂ければ幸いです。
- 30代大企業サラリーマン。
- 2023年4月より転勤で地方勤務。
- 奥さんと二人暮らし。
- 英語学習と資産形成に関して興味あり。
- 将来は海辺でカフェを開きたい。
プロフィールの詳細はこちらをご覧下さい。
日本における労働時間の現状
まずは、厚生労働省が調査した結果も交えながら労働時間の現状を見てみます。
毎月30時間の残業時間は、平均と比較して多いと言えるのか、それとも少ないと言えるのでしょうか?
年間総労働時間の実態
厚生労働省が発表している毎月勤労統計調査を見ると、総実労働時間は1,700時間台半ばで推移しています。この1,700時間にはパート勤務の方も含まれており、一般労働者の総実労働時間は2,020時間程で横這いという状況が続いています。
平均残業時間は?
一般労働者(パート勤務を除く)の総労働時間は約2,020時間程で横這いという状況が続いていましたが、平均残業時間がどの程度なのかを調べてみました。dodaがビジネスパーソン15,000人に調査しており22.2時間というのが平均残業時間ランキング【94職種別】調査結果となります。
引用元:残業が少ない・多い仕事は?平均残業時間ランキング【94職種別】
調査結果を鑑みると、毎月30時間の残業は平均残業時間より多いと言えると分かりました。
残業が発生する要因
残業が発生する理由としては、「業務量が多い」「仕事の閑散差が激しい」「顧客対応」が大きな要因だと厚生労働省の調査で判明しております。
自分で生産性を上げて対処できる要因と、顧客事由という外的要因が背景にありやむを得ない残業も発生していると推測が出来ます。
確かに私も営業職として従事しているため、お得意様からの要望に対応するために残業が発生してしまう事があります。
残業するメリットとは?
ここまで、日本の労働時間の実態に関して纏めさせて頂きました。ここから残業に焦点を当てて考えていきます。
まずは残業するメリットとは何なのかを考えてみます。
時給単価が向上する
残業のメリット1つ目は時給単価が上がり、収入増に繋がる事だと考えます。
パーソル総合研究所の調査結果によると、副業の平均時給は1,652円です。厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、残業の平均時給は1,863円になります。
副業で収入を得るまでの道のりは長いですが、残業代は会社から法律に基づき支給されるため時間単価が上がり収入を得るというのはメリットがありそうです。
仕事のスキル向上に繋がる
仕事をする時間が増えれば増える程、仕事のスキルも当然向上します。
質の向上は量をこなさない限り発生しないと考えると、仕事に費やす時間と比例して仕事の質が高まるとも言えます。
となれば、残業を行い仕事量を増やす事によって仕事のスキル向上に繋がると言えます。
残業するメリットのまとめ
- 時間単価が上がる事で収入増となる。
- 仕事のスキル向上に繋がる。
この2点が大企業サラリーマンDが考える残業するメリットとなります。
そして20代の頃は、上記2点の恩恵を受けたいと思い一定時間残業が発生する事に対してネガティブな印象を持っていなかったです。
しかし30代に突入してから、残業するメリットが全て短期視点だと考えるようになり、残業するデメリットの方が大きいと感じるようになりました。
次の目次より残業するデメリットと残業しない事で得られる事を挙げていきます。
残業しないメリット
先程、述べた通り私は30代になってから残業しない人の方が幸せになるのでは?という考え方に変わりました。
その理由を残業しないメリットから考えていきます。
自己研鑽の時間を確保できる
20代の頃は残業する事で収入増に繋がると安直に考えていました。
しかし社会人経験を積む事で勤め人では、いくら労働しても限界があると知る機会が訪れます。
出世競争に勝ち、年収1,500万円まで昇給しても経済的に余裕を持てないと知り、経済的に余裕を持ちたい場合は目先の残業代確保よりも別のルートを歩んでいく必要があります。
残業代を稼ぐ以前に勤め人では経済的余裕を持てない理由に関して、「サラリーマンだけではお金持ちになれない」のブログに要点が纏められていました。
短期的には残業代を稼ぐ事で経済的メリットの恩恵を受ける事が出来ますが、長期的には自己研鑽の時間を確保して本業以外の収入を得る事でしか凡人が資本主義社会において経済的に余裕を持つ道が残されていないと確信しています。
自己研鑽の時間を確保するには、残業時間を抑制して1日のタイムスケジュールに余白を創り出す必要があります。このタイムスケジュールの余白を手に入れる事が残業しないメリットだと言えます。
私が毎日90分の英語学習を継続出来ていたり、ブログを投稿出来ているのは残業に追われる日々を回避出来ている環境があるからこそです。
市場価値向上に挑戦出来る
20代の頃は所属している会社で仕事の量をこなす事で質の高い仕事が出来るようになり、市場価値向上にも繋がると考えていました。
確かにExcelで関数を用いたデータ分析、プレゼン資料作成とある水準までは所属している会社での実務経験により自分の仕事の質が向上したと実感しています。
しかし社会人歴が10年を超えてくると、何か頭を使って考える業務よりも今までの経験を転用して業務を遂行している自分がいる事に気がつきました。
これでは成長が鈍化してしまうと考え、営業勉強会に参加して社外の方とディスカッションする機会を創ってみたり、ビジネス本の出版のお手伝いをしてみたり、SNS投稿の代行を経験してみたりと今まで自分が経験した事のない領域に挑戦する事が出来ました。
そしてこういった事を経験して感じた事は、所属している会社で成果を発揮する事が最優先であるものの、30代になると新しい環境を自分で創って挑戦しない限り、所属している会社で仕事量を増やしたとしても成長は伸び悩むと確信しました。
そのため30代に突入してから市場価値を上げたい場合、仕事量を投下する場所をなるべく新しい事に挑戦する場所に選定した方が得策であると考えているのと同時に新しい事に挑戦するには残業時間を抑制する必要があると考えています。
裏を返せば、残業時間を抑制するメリットとして、新しい事に挑戦し市場価値を向上させる機会を自分で創り出す事が出来る事が挙げられると言えます。
残業しないメリットのまとめ
- 自己研鑽の時間を確保する事で経済的な余裕を作るための時間を確保出来る。
- 新しい事に挑戦する事で市場価値向上に挑戦出来る。
これが残業しないメリットであり、長期的に見ると残業時間を抑制して自己研鑽に励んだ方が経済的余裕や市場価値向上に繋がると私は考えています。
まとめ
20代と異なり、30代は残業しない人ほど幸せになるというテーマでブログを書きました。
決して「残業をしない=本業を厳かにする」という意味ではなく、少ない時間で成果を上げるにはどうしたら良いか?を考えるのも30代のビジネスパーソンの力量だと考えています。
所属している会社で残業を抑制しながらも成果を上げ、自己研鑽する時間を確保する事で副収入を得る土台形成を行う。社外にも目を向けて新しい事に挑戦する事で市場価値向上を目指す。
これが30代大企業サラリーマンDの追い求める理想であり、経済的にも精神的にも余裕を持つために必ず通過しなければならない道だと考えています。
20代の時と同様に仕事に対して量をこなし誠実に向き合う事に変わりは無いですが、頑張り方に工夫を凝らす必要があるなと感じるようになった30代であり、残業しない方が幸せになると確信していますという内容でブログを締めくくります。
最後に、Twitter(@DDDDEngulish)でも発信していますので、特に30代のビジネスパーソンの方、是非コンタクトをお願い致します。30代で日々奮闘している方と是非繋がりたく思っております!有難い事にフォロワーの方も1,500人を超えてきました!
最後までブログを閲覧頂き、ありがとうございました!