日々の奮闘記

大企業の社内における人材価値に関して

30代大企業サラリーマンDです。

30代は社内で出世を考えるのであれば非常に重要な時期です。そのため、社内における人材価値を深堀して考えました。

「営業成績は微妙なのになぜか評価されている人。飲み会ばっかりやっている人が部長。」

一見何で?と思われる人が社内で評価されているケースは私が所属している会社以外でも散見されているのではないでしょうか。だからこそ、社内における人材価値とは、どんな価値が存在しており評価されているのかを考えてみました。

ビジネスパーソン
ビジネスパーソン
どこの会社にも何であの人が?という人材が評価されている傾向にある。
サラリーマンD
サラリーマンD
ひょっとしたら、営業成績等、目に見える実利価値では無い価値を発揮しているのでは?社内における人材価値を深堀して考える事で今後のキャリア形成の参考になると考えました。
この記事が参考になる方
  1. 会社で出世したいと考えている人。
  2. 何であの人が評価されているのか?と疑問に感じた事がある人。
  3. 大企業サラリーマンDと同じ30代のビジネスパーソン。

大企業サラリーマンDのプロフィール

初めての方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介させて頂きます。
必要ないよという方は次の目次へ進んで頂ければ幸いです。

  1. 30代大企業サラリーマン。
  2. 世帯年収約1,300万円。(私800万、妻500万)
  3. 奥さんと二人暮らし。
  4. 英語学習と資産形成に関して興味あり。
  5. 将来は海辺でカフェを開きたい。

プロフィールの詳細はこちらをご覧下さい。

30代大企業サラリーマンDの自己紹介 初めまして。30代で大企業に勤めているサラリーマンDと申します。日々会社で奮闘しながら、妻と二人で楽しく暮らしています。 ...

そもそも価値とは何か

価値を辞書で調べてみると、「どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。」と出てきます。

日常でもこの作品の価値は高いので値段が高い。この人の人材価値は高いので年収が高い。会社の価値が高いので株価が高い。

色んな場面で「価値」という表現が出てきますが、「価値が高い=お金へ換金した時に高く売れる。」が共通して言える事だと僕は解釈致しました。

価値の意味合いが変化している

先程、価値とは辞書で調べると「どれくらい大切か、またどれくらい役に立つか」と載っていると記しましたが、時代の変化に伴い「役に立つよりも意味がある」ものの方がお金に換金した際に高くなる傾向が出てきています。つまり、価値が高くなっている傾向があります。

こちら役に立つ人より「意味がある人」が これからは生き残るの記事で山口周さん×尾原和啓さんが非常に分かりやすく説明されています。

日本はずっと、「役に立つけど、意味がない」分野で戦ってきました。家電メーカーや自動車メーカーが典型で、トヨタの車のほとんどが、「役には立つけど、意味がない」という領域に属してしまっています。

この領域は、価格にして100万円から300万円までで入手しやすく、移動手段としては役に立つんです。ただ買う人にとっての生きがいとか、乗っていることで人生が変わるかといったものではないですよね。

ところが欧州メーカーは「意味が価値」の車ばかりです。ベンツやBMWなどのドイツメーカーは、「乗る意味」という感性価値を与えています。

https://diamond.jp/articles/-/210229

引用元:DIAMONDOnline(2019.8.6)

 

車業界だけではなく、バリュミューダやパタゴニアといった家電業界、アパレル業界にまで、機能性に優れた役に立つものよりも意味がある製品が消費者に受け入れられています。

機能性に優れたものは競合に直ぐに真似され同一化し値段が下がっていくが、意味があるものは機能性では無く意味で勝負しているため価値が下がらないという構造に変化しています。

成熟した社会において、今後一層、役に立つよりも意味があるものにシフトしていき最終的には、意味すら言えない、言葉に出来ない本能的なものが人に受け入れられる未来が訪れるのではないでしょうか。

ここまでは価値の意味合いが変化していると述べましたが、次は人材価値に焦点を当てた場合にも「役に立つものよりも意味があるもの」に価値が発揮されているのかを考えていきます。

人材価値の種類

何であの人が部長なの?という人が存在するのには、私が気が付いていない価値を発揮しているのでは?という仮説から人材価値を営業成績が良いという目に見える価値だけではなく、目に見えない価値まで含めて考えてみます。

そして、目に見えない人材価値こそが「役に立つよりも意味がある」という側面から評価され、私自身が疑問に感じていた何であの人が部長なの?に対する答えになると考えています。

実利価値

人材価値の種類で一番最初に思いつくのは、「実利価値」です。営業成績が突出して高い。分析能力が他メンバーよりも優れている。安定して高い成果を上げているため他のメンバーからも分かりやすく目に見えやすいのが実利価値です。

目に見えやすい価値のため、実利価値が高い方が出世した場合、他メンバーからの納得感も高く、何であの人が部長なの?とはならないケースだと考えられます。

信頼価値

次に人材価値の種類で考え付くのが「信頼価値」です。

営業成績は高いけど、目的のためには手段を選ばず信頼が出来ないという人はどの会社にも存在するのでは無いでしょうか。その反面、突出した成果は上げていないけど「問題を起こさない」「組織内で和を乱さない」という事から信頼が置けるという方も人材価値が高いと言えます。

実利価値は劣るけど、信頼価値が高い。言語化は難しいけど、あの人は信頼出来る、頼りになる。このような方も組織では重宝されているため人材価値の種類の中には「信頼価値」が存在しそうです。

評判価値

他にどんな人材価値が存在しているか考えると、「評判価値」が考えられます。

営業成績は高くないけど、評判が高い人。成果に拘る事は大切ですが、目先の評価を気にしすぎるあまり、協働者に無理な要求をしたり報告物の提出期限を守らなかったりと評判が低い人も存在します。

他にも、評判が高い人を思い返すと自分の成果だけでは無く困っている後輩を見ると率先して助ける人。自分の主張を貫くのではなく、相手の知識や経験を踏まえた上で伝え方を考えて主張をしている人。こんな方は評判が高くなり、営業成績は高くないけど評判価値が高いので組織では評価される傾向にあります。

人材価値の種類から見える事

人材価値は「実利価値」「信頼価値」「評判価値」の要素から構成されているとするならば、営業成績が良いという実利価値の部分的な要素だけでは人材価値を測れないと言えます。

役に立つよりも意味があるという視点に立てば、組織内において信頼価値が高い、評判価値が高いという実利以外の価値も大いに人材評価で価値を発揮していると言えます。

実利価値を発揮しているけど、自分の価値が認められていないと感じる場合は、実利価値以外の「信頼価値」「評判価値」がどのような状態になっているのかをメンテナンスすると更に社内における人材価値が高くなるという結論となりました。

「営業成績は微妙なのになぜか評価されている人。飲み会ばっかりやっている人が部長。」

一見なんで?と思われる方が評価されているのは、実利価値はそこそこだけれども、実は信頼価値が高い。あるいわ、評判価値が高くなっているから評価されており目に見えない部分の評価で今の立場を築かれていると言えます。

裏を返すと、営業成績が良い、分析スキルが高いといった実利価値だけが高くても、組織内では目に見えない信頼価値や評判価値も同様に高めていく必要があるという事です。

まとめ

何であの人が部長に?営業成績が高いのに何で評価されないのか?

という問いに対して、人材価値は決して実利価値という要素だけで構成されていないというのが人材価値を深堀して考えた答えです。

実利価値を発揮していても、それ以上に信頼価値や評判価値が低ければ組織内においては評価されないのが実態ではないでしょうか。

大企業サラリーマンDは30代が勝負だと考えているため、「実利価値」「信頼価値」「評判価値」この3要素を俯瞰的に考えて社内での人材価値を上げていきたいと考えています。決して営業成績が良いだけでは社内価値が向上していかないと認識した上で作戦を考えていきます。

最後に、Twitter(@DDDDEngulish)でも発信していますので、特にキャリア形成や英語学習に励んでいる30代のビジネスパーソンの方、是非コンタクトをお願い致します。30代で日々奮闘している方と是非繋がりたく思っております!お陰様でフォロワーの方も1,400人を超えてきました。

以上、ブログを読んで頂き、ありがとうございました!

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