こんにちは。30代大企業サラリーマンDです。
2023年7月より私の転勤が理由で妻が会社を退職致しました。
そのため、今まで二人三脚で収入を得てきましたが今後は一馬力となり家計を支えていく必要があります。
私と同じように転勤が理由で配偶者のキャリアが途絶えてしまう方もいらっしゃると思い、妻が専業主婦となって感じている事をブログに綴る事にしました。
- 転勤族の方。
- 資産形成に励んでいる方。
- 専業主婦世帯の方。
大企業サラリーマンDのプロフィール
初めての方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介させて頂きます。
必要ないよという方は次の目次へ進んで頂ければ幸いです。
- 30代大企業サラリーマン。
- 2023年4月より転勤で地方勤務。
- 奥さんと二人暮らし。
- 英語学習と資産形成に関して興味あり。
- 将来は海辺でカフェを開きたい。
プロフィールの詳細はこちらをご覧下さい。
専業主婦世帯の割合
そもそも専業主婦世帯ってどの程度いらっしゃるのかに興味を持ったため調べてみました。
日経新聞の最新記事を見ると、「専業主婦世帯3割割れ 「昭和」の社会保障、実態とズレ」というタイトルの通り、2022年に初めて夫婦がいる全世帯の3割を下回ったと調査結果が出ています。
結婚したら、夫は大黒柱として一家を養う。妻は家事や育児に専念して専業主婦として家庭を支える。
このような社会的価値観が主流の高度経済成長期と異なり、家事は協力して行い、共働きで収入を得て暮らしていくという価値観へ変貌を遂げたと言えます。
専業主婦世帯となり思う事
本当は共働きで生活していきたいです。
これが私の本音です。
理由は2つで、
- 資産形成への影響が大きいから。
- キャリア中断の影響が大きいから。
資産形成への影響が大きい事は想定していましたが、転勤に帯同すると決断した配偶者の仕事探しが想像以上に難易度が高いと知りました。
以下より、我が家が実際に専業主婦世帯となり感じている事を綴っていきます。
私の転勤による配偶者のキャリア断絶は避けたかった
転居を伴う転勤は労働者のワークライフバランスを無視した「昭和の悪しき制度」の一つだと考えています。加えて転勤に対して首を横に振ると出世の道が閉ざされる。
転勤や妻が仕事を辞めるかどうかに関して妻と何度も話し合いを重ねました。
私が居住地を優先にして、出世を諦める選択肢を選ぶのか、転居を伴う転勤を受け入れて出世を目指すのか。
妻が保育士という事もあり、最終的には私のキャリアを優先して転勤するという決断を下したのですが、妻は10年以上勤めた会社を退職しました。この決断により、保育園で主任という肩書きで働いていた妻のキャリアを閉ざしてしまいました。
そして、保育士だから転勤先でも簡単に仕事に就ける。これは大きな間違いだと知る機会にもなりました。
妻が望んで専業主婦になるという選択をしたのではなく、転勤が無ければ退職する事なくキャリア形成を図っていたため申し訳ない気持ちでいっぱいです。
保育士だから、どこでも働けるは間違い
正直、専門職であれば居住地を問わずどこでも仕事に就けると考えていました。
しかし妻から言われた言葉でそれは間違いだと納得しました。
- 保育園によって、保育方針が全く異なる。
- 自分の保育方針と一致していた保育園を退職するのは辛い。
- 営業職はどの会社で営業しても同じなの?
私は営業職として働いていますが、同じ営業職ならどの会社でも働けるのか?と聞かれれば違うと答えます。同様に妻が言った、保育士としての仕事は同じにせよ、保育園によって保育方針も異なり、どの保育園でも働けるというのは違うという話に大変納得出来ました。
資産形成への影響が大きい
言わずもがなですが、資産形成への影響は大きいです。
世帯収入は約▲500万円となり、資産形成スピードは大幅に低下します。そのため、現状が続くと我が家で目標にしている「持ち家+1億円」という資産状況に到達するまでの道のりが非常に険しくなりました。
橘玲さんが書いた「専業主婦は2億円損をする」の中では専業主婦となると経済的な損失は収入は2億5000万円から3億円ということになると紹介されています。
この本では経済的観点からだけでなく、依存する人生は楽しくないとも書かれています。サラリーマンが会社に、年金受給者が国家に依存しているとすれば、専業主婦は生活の全てを旦那に依存している。
「幸福とは自己決定権の事であり、そのためには経済的に自律していなければならない」とも記されており、経済的独立を自分から捨ててしまう専業主婦は「自由から最も遠い生き方なのです」と表現されている。
逆に言うと、我が家では資産形成への影響を少なくするにはどうすれば良いのか?妻の自己決定権を失わないようにするにはどのような対策が必要なのか?を考えていく必要があります。
妻のキャリアを一緒に考える
私の転勤は今後も3年に1回程度で発生すると考えられます。
そのため、妻が正社員で就職しても再度転勤により退職を余儀なくされる可能性が高く、今後どういった形で収入を得ていくのか家族で作戦を練っている最中です。
転勤族の妻は腰を据えてキャリア形成を図るのが難しく、組織に属して働いていく以外の選択肢を検討する必要があると考えており、現在少しづつ行動に移している最中です。
転勤族の妻は全国チェーンの店舗スタッフがお勧めです等、転勤族の妻に目線を合わせた「転勤族の妻だから仕事ができないなんて嘘!最新の転妻働き方事情」も参考にしながら夫婦の最適なキャリア形成を考えていきます。
何より妻に感謝!
お金やキャリアの事以上に、一緒に住みたいと言って転勤に帯同してくれた妻に感謝の気持ちでいっぱいです。
友達が誰一人いない場所に住み、収入が減ったにも関わらず毎日笑顔で仕事に送り出してくれる妻。毎日おいしいご飯を作ってくれる妻。
そんな妻に対して精神的にも経済的にも絶対に幸せにしたい!と強く決心した自分がいます。仕事に対しての向き合い方もより一層本気になりました。
組織人として会社で責務を果たす。それだけでなく、組織に依存しない働き方を妻と一緒に模索して私も含めて誰かに依存するのではなく自己決定権を持った家族となりたいです。
まとめ
大企業サラリーマンDの家庭は私の転勤が理由で現在専業主婦世帯となりました。
転勤に帯同してくれた妻に感謝しながら、一緒に妻の今後のキャリア形成を考えて、精神的にも経済的にも余裕を持った家族となるために行動していきます。
転勤を家族で受け入れたのは自分達。嫌なら会社を辞めれば良かったという事も承知しており、転勤族夫婦だからこその働き方や人生を豊かにする方法を模索していきます。
私と同じように転勤が理由で配偶者のキャリアが途絶えてしまった、もしくは今後私達と同じような道を歩む方の参考となれるように日々精進していきます。
最後に、Twitter(@DDDDEngulish)でも発信していますので、特に30代のビジネスパーソンの方、是非コンタクトをお願い致します。30代で日々奮闘している方と是非繋がりたく思っております!有難い事にフォロワーの方も1,500人を超えてきました!
最後までブログを閲覧頂き、ありがとうございました!