大企業サラリーマンDです。
ビジネスパーソンにとって、転居を伴う異動は生活に大きな変化が生じるため影響が大きいです。特に現在は夫婦共働きが当たり前となり、場合によっては転勤する事により配偶者のキャリアに影響が生じる可能性があります。
私は総合職で入社しているため転勤ありきで入社をしていますが、キャリア面談で転勤可否を問われます。その際に転勤可と告げない場合、キャリア形成(出世)に影響が生じます。この事に関して、現在の心境を綴って大企業サラリーマン奮闘記の1ページにしたいと考えました。
30代のビジネスパーソンで私と同じようにキャリア形成と転勤で悩んでいる方の参考になると幸いです。
- 転勤がある会社で働いている方。
- キャリアと転勤に関して自分の考えを持っている方。
- 転勤経験がある方。
大企業サラリーマンDのプロフィール
初めての方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介させて頂きます。
必要ないよという方は次の目次へ進んで頂ければ幸いです。
- 30代大企業サラリーマン。
- 世帯年収約1,300万円。(私800万、妻500万)
- 奥さんと二人暮らし。
- 英語学習と資産形成に関して興味あり。
- 将来は海辺でカフェを開きたい。
プロフィールの詳細はこちらをご覧下さい。
転勤に対する考え方
転勤に関しての考え方は、自分のライフステージによって大きく変動すると考えています。
エン転職が1万人にアンケートを取っているため、その回答結果と自身の転勤に対する思いを比較していきます。
私自身の考えの結論としては、組織に属している以上転勤は仕方がない。しかし、転勤しないと昇進しないというのはおかしな話だと考えています。昇進はあくまで個人の組織貢献度や能力と比例しているのが正であり、そこに転勤する/しないの要素は無関係では?と主張したいです。
世間の転勤に対する意識
2019年にエン・ジャパンが1万人が回答!「転勤」に関する意識調査を実施されており、6割の方が「転勤は退職のきっかけになる」と回答されています。
一方で、2020年に日経メディカルが実施した転勤に対する意識調査では年代が上がるにつれて転勤の満足度が高まるという調査結果が出ています。
総じて、転勤は家族と離れる事になるため回避したいという意見が散見されました。
大企業サラリーマンDの転勤歴
私は今までに3回、転居を伴う転勤を経験しています。間に転職を挟んでいますが約10年で3回、転勤をしている事となります。
社会人になりたての頃は独身だった事もあり、転勤に関してあまり深く考えていませんでしたが現在は妻と一緒に暮らしているため転勤に対する考え方も変化致しました。世間の転職に対する意識と同様に家族と離れたくないという理由があり、転勤したくないという思いが増しているのが正直なところです。
一方で転勤を拒む事を理由に自身のキャリア形成で不利な影響を受けたくないという何とも我儘な考えを持っています。
転勤とキャリア
大企業サラリーマンDは30代前半です。30代はまさに会社でのキャリア形成を図る上で勝負になる年代。この年代で転勤したくないと会社に伝えると、キャリア形成に影響を受けます。
しかし妻には妻のキャリア形成、人間関係が存在しており、まさに自分のキャリアを優先させるか家族を優先させるかに葛藤している状況です。同じように、私と同世代のビジネスパーソンで「キャリア形成と転勤」で悩まれている方も多いのではないでしょうか?実際にTwitterで歩兵さんのつぶやきに多くのリツイートがついています。
転職した理由の上位に「もう転勤したくない」はマジである。転勤が多いと人生計画もクソもあったもんじゃ無いし、配偶者のキャリアも狂うので本当にいい事がない。子供の環境も自分の仕事のせいでコロコロ変えたくないので、転勤無しの会社は凄く魅力的だと思う。就職時には1ミリも考えなかった。
— 歩兵 (@gontasan1992) April 18, 2022
転職した理由の上位に「もう転勤したくない」はマジである。転勤が多いと人生計画もクソもあったもんじゃ無いし、配偶者のキャリアも狂うので本当にいい事がない。子供の環境も自分の仕事のせいでコロコロ変えたくないので、転勤無しの会社は凄く魅力的だと思う。就職時には1ミリも考えなかった。歩兵 (@gontasan1992)
この投稿に激しく同意している私が存在しており、転勤無しでキャリア形成を図れるのがどれだけ素晴らしい事か実感しています。
誰もあなたに会社に残ってくれと頼んでないと言われれば試合終了ですが、私はまだ今の会社で成し遂げたい事があるため、転勤とキャリアに関しては今の会社を辞めるその日まで考え続けないといけないテーマです。
転勤とキャリア問題に関して私が出来る事
転勤とキャリア形成問題に関して、解決には到りませんが自身で気をつけて行動している事に関して3点紹介致します。組織に属している以上、転勤ありというルールの中で社会人経験を積んでいく必要があるのを背景に意識して行動しています。
資産形成
ますは資産形成だと考えます。今の会社を辞めるつもりは無いです。しかし、この先転勤のみならず早期退職募集等、どこの会社に属していても不測の事態に陥る可能性はあります。そうなった時に焦り狂わないように金銭的余裕は担保しておきたいです。
生活費防衛資金として3カ月分の貯金は必要だと言われていますが私は石橋を叩いて渡るタイプの人間であるため1年分の生活防衛資金は常に担保しておきます。
家族とのコミュニケーション
私は日常からキャリアに関して妻とコミュニケーションを取っています。
今までは妻のキャリアや人間関係の事を考え、転勤は極力したくないと会社にも伝えていました。しかし、直近のキャリア面談では転勤を受け入れてでもキャリア形成を図っていきたいと会社に伝えました。妻にも30代で勝負させて欲しいとお願いしました。幸い、私の妻は専門職のため仮に私が転勤したとしても仕事は見つけられそうです。地元から離れた事がない妻ですが私自身の今のキャリア進捗を考えると勝負に出ても応援すると言ってくれています。
こういった夫婦のキャリアに関するコミュニケーションは日常から取っておく必要があると考えています。
転職しないけどいつでも転職出来る準備
転職はしないけど、いつでも転職が出来る人になりたいと考えています。それは将来子どもが出来た時にどうしても転勤したくない状況になった時や会社と自分の間に大きな違和感が発生した際に切れるカードを自分で持っていたいからです。
そのために、就業時間後に英語学習を毎日90分継続したり、こうやってブログを書いたりしています。先程、Twitterの投稿を紹介させて頂いた歩兵さんはまさしく、転職しないけど転職が出来る人材であり、最後の最後に退職というカードを切られたのだと想像出来ます。「転職はしないけど、いつでも転職できる人になる」そんなビジネスパーソンに日々の積み重ねで到達したいです。
まとめ
最近では、NTT、転勤・単身赴任を廃止へ コロナ後もテレワークや単身赴任はいらない! カルビーが決別した日本型雇用の悪弊を筆頭に転勤を無くしていこうとしている企業が目立ってきました。しかし、まだ多くの企業に転勤と昇進がセットとなる人事制度が残っています。
30代はキャリア形成を図る勝負の年であり、一方で私生活では結婚をして子どもを育てる年代でもあります。転勤とキャリアに関してまずは自分で自分の想いを整理する。そして家族とキャリア形成に関してコミュニケーションを取っておく事が必要だと考えます。会社からの要求に対してどうしてもYESと言えない時に切れるカードを持っておく事が最強の備えとなるため、備えあれば患いなしな状況を日頃から整えておきたいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Twitter(@DDDDEngulish)でも発信していますので、面白い観点をお持ちの方、何かに打ち込んで奮闘されているビジネスパーソンの方、30代のビジネスパーソンの方、是非コンタクトをお願い致します。