日々の奮闘記

終身雇用の崩壊に怯える30代サラリーマンが人生100年時代の生き残りを考える

「大企業に入れば一生安泰」
そんな言葉が懐かしくなった昨今、終身雇用の崩壊に怯えている大企業サラリーマンDです。

この記事で分かる事

➊2021年から2022年で大企業がどの程度早期退職を実施しているのか。
➋副業・兼業に関するガイドラインの中身。
➌人生100年時代の生き残り戦略。

30代ビジネスパーソン
30代ビジネスパーソン
大企業で早期退職の募集を目にする機会が激増しているけど大企業に勤めているのは安定しているの?
サラリーマンD
サラリーマンD
さすがに30代のビジネスパーソンで大企業=安定と考えている人はもういないのではないでしょうか?実態を見ていきましょう。

まだ終身雇用が疑われていないタイミングで社会人のスタートを切った30代サラリーマン。
時代の変化は早く、今でも終身雇用を信じている人はどのぐらいいるのでしょうか?

恐らく大多数の人は終身雇用が守られるとは考えていないのではないでしょうか。しかし、ではどうすれば終身雇用が保証されていなくても人生100年時代において、お金に困らず過ごしていけるのか不安を抱えながら生きている人が多いと考えています。

まさに私も終身雇用は崩壊しているけど、じゃあどういった戦略で人生100年時代を生きていけば良いのかを模索しており、同じ悩みを持っている方に向けてブログを書いています。

大企業に入れば一生安泰?

全くもって、安泰ではない。
2021年から2022年の間に発表されている早期退職を実施するという大企業は山ほど存在しているからです。

2022年1月 富士通の早期退職に3000人が応募。
2021年12月 博報堂DY:50歳以上100人を対象とした早期退職募集。
2021年12月 フジテレビ:社員の3割以上を占める50歳以上で早期退職募集。
2021年10月 ANA、2025年度末までに約9000人削減。
2021年10月 パナソニック、早期退職制度で1,000人以上が退職

詳しくはこちらのブログにも記載されています。【2022年最新版】大企業のリストラ一覧(早期退職・希望退職)自分の勤めている勤務先が早期退職を今すぐに開始しても全く不思議な話ではないのです。

トヨタ自動車、豊田章男社長の発言

2019年5月13日に終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきたのではないかと発言。
従業員の雇用はどうするのだ。無責任な発言をするな。という世のサラリーマンからの反応がありましたが、企業も利益拡大のスピードが鈍くなっている中で給与の高い社員を定年まで抱えるのが困難になってきているのです。そして今までは解禁されていなかった副業を解禁する企業が増え、まさに自分の身は会社に依存せずに自分で守る時代が到来となりました。

副業・兼業に関するガイドラインの発表

副業が解禁となる企業が増える中で国も副業を推奨しています。2018年1月には厚生労働省から副業・兼業に関するガイドラインの発表がありました。この資料の中に、副業は会社と個人の双方、更には社会全体にも下記のメリットがあると明記されています。

【労働者のメリット】
① 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得る
ことで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。
② 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
③ 所得が増加する。
④ 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

【企業のメリット】
① 労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。
② 労働者の自律性・自主性を促すことができる。
③ 優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。
④ 労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。

【社会のメリット】
人生 100 年時代を迎え、若いうちから、自らの希望する働き方を選べる環境を作っていくことが必要である。また、副業・兼業は、社会全体としてみれば、
オープンイノベーションや起業の手段としても有効であり、都市部の人材を地方でも活かすという観点から地方創生にも資する面もあると考えられる。

まさに会社だけに依存するのではなく、社外にも目を向けて副業をすればみんなハッピーと言わんばかりの内容となっています。

30代のサラリーマンはどう戦略を立てるのか

終身雇用が約束されない。企業だけではなく国までもが副業を推進している。
そんな時代において30代のサラリーマンはどんな戦略を立てれば人生100年時代を乗り切れるのだろうか。

30代サラリーマンの戦略

➊本業を精一杯頑張って余人を持って代えがたい人となる。
➋本業を頑張りながらも副業も小さく開始する。

この2つを全力でやる事しか明るい未来を切り開いていけないと考えています。
だから私は英語学習とブログを就業時間以外の時間を使って自分への投資を行っています。土日にアルバイトに行けば目先のお金は稼ぐ事が出来ますが、いよいよ長期目線で戦略を立てないと数年先に地獄を見る時代が到来していると考えています。

終身雇用の崩壊には気づいているが、何をしたら良いのか分からない30代サラリーマンの方は何か1つでも行動を起こしてみるのはいかがでしょうか?最終的に自分と家族を守れるのは自分の知識と行動のみだと信じていますので是非、今日からでも知識のインプットと行動を開始してみて下さい!私も偉そうな事は何も言えないのでコツコツと頑張っていきます!

最後に、フリーランスで転職カウンセラーとして活躍されている東副まりこさんの「45歳定年」でも生き延びる独学キャリアアップ術 という記事がとても参考になると思いましたので興味ある方は見てみて下さい。

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